日本の大型バイクの排気量
日本における大型バイクというのは排気量が400cc以上のエンジンを積んだものを指します。運転するためには大型自動二輪免許が必要で、この免許を取得すれば日本国内では排気量の制限なしとなり大型バイクを運転することが可能です。
一方で世界的に見れば免許制度が異なり、アメリカでの免許はM1とM2があり150ccのエンジンという区分で区別されます。つまりM1の免許があれば150cc以上のバイクを運転することができ、いわゆる大型バイクも運転することができます。ヨーロッパではAM、A1、A2、Aの4種類があり、AMはいわゆる原付き免許のようなもので50ccまで、A1では125ccまでとなっており、A2ではエンジンの大きさの制限はなく馬力が47.6馬力以下であること、Aが無制限となります。
このように国や地域によってバイクの免許制度が大きく異なり、大型バイクの定義も異なってきます。反対に言えば日本では免許が細かく区分されている免許制度により原付きから大型まであらゆるバイクに強みがあるメーカーが多い理由となっています。
日本の大型バイクの品質
数十年前と比較すると、日本の大型バイクの品質は相当に良くなっていると言えます。代表的なメーカーのバイクについては、すべてのメーカーで故障が少なくなっています。長期放置をせず、しっかりとメンテナンスをしていれば、まず壊れることはありません。数十年前には、ガスケットやパッキン類などの弱さを指摘されるケースがありました。しかし現在では、このような問題に対処しなければならない事案は減少しています。
実際の評判などによると、このメーカーの大型バイクは壊れやすいという意見もあります。ところが壊れるのは個々の車体というレベルであり、特定のメーカーに非はありません。それだけ各メーカーで努力しており、大幅に品質が改善されていることになります。
そのためバイクを所有したい方は、メーカー名という点を気にする必要はありません。好みのスペックやデザインの車種を選び、安心して購入することができます。購入した後は、ドライビングを楽しみながら定期的にマシンを点検することが大切です。
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