大型バイクは絶対にMade in Japan

日本の大型バイクと規制

規制

2015年の7月1日に日本もユーロ4に準ずる国際基準に合わせるために、「バイクの排出ガス規制」を強化することが決定され、交付されました。これにより新型車は2016年10月1日から、継続生産車は2017年9月1日からこの新しい排ガス基準が適応されることになったわけですが、かなりメーカーにとっては厳しい努力を強いられるものとなりました。

排ガスに含まれる一酸化炭素や炭化水素、窒素酸化物などが従来の基準の約半分にまで削減しなければなりません。大型バイクの場合は、最高速度が130km/h以上のクラス3に属するので、一酸化炭素の排出量であれば従来の基準では平均値が2.62であったものが1.14に、最大値では従来の基準が3.48であったものが1.58になります。

米国ではまた違う基準値が定められているため、米国向けの大型バイクでは現行モデルが継続される可能性もありますが、基本的にはより地球環境にやさしい基準が標準となることでしょう。