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バイクのブレーキキャリパーとローターパッドのメンテナンスについて

バイクのブレーキが効かなくなる原因には、キャリパーを始めとするブレーキ周りの部品が摩耗していることが挙げられます。スピードを出して走る機会が多い方にとっては、ブレーキの効きが悪くなることは危険が伴うものです。
ブレーキが効かなくなる原因には、パッドを抑えるキャリパーの劣化があります。ローターのパッドを押さえつける力が弱まってしまうと、パッドが摩耗していなくても、ブレーキの効きが悪くなるからです。

キャリパーには、ワイヤーで制御する機械式と、油圧制御により操作するタイプがあります。ローターの回転が強かったり、パッドの摩擦力が高かったりしても、キャリパーが劣化していては、減速することができなくなります。キャリパーの交換時期は5万キロ程度と言われます。
仕事で使ったり、通勤通学に用いたりする方だと、2年単位で点検を行うほうが良いでしょう。

バイクのブレーキが効かなくなる原因

キャリパーをメンテナンスする場合には、市販の中性洗剤と歯ブラシが必要です。パッドを抑えつけるピストン部分を露出させ、歯ブラシと中性洗剤で綺麗に汚れを落としていきます。泥やホコリで汚れた部分をメンテナンスすることで、キャリパーの効きを良くしていくのです。

ローター部分は錆びやすいものです。雨天の走行が多い場合には、気がつくとローターが錆びていることも有り得ます。ローターが錆びてしまうと、パッドの効果が薄れます。錆が酷い場合には交換を検討したほうが良いでしょう。キャリパーを始めとするブレーキ周りの交換はバイクショップで行っています。

ブレーキの効きが悪いと感じた場合には、早めに交換依頼をするのも良いでしょう。